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電撃ディウス

 

劇場版名探偵コナン 純黒の悪夢 感想(雑記) 全編を通して組織との対決! 内容にも満足 

20151105 (13)

というわけで公開初日に行って参りました。
正直な所期待していたより……完全に面白かったですね。
今回は天国へのカウントダウンや、漆黒の追跡者などと違い組織とはあまり関係無い事件が発生→そこから組織が絡む
などという事無く、最初~最後まで全部組織の話です。関係無い事件など発生しません。

というわけで以下ネタバレ注意
流れな内容、人物のネタバレなどは幾らでも別の方が上げていると思うので、ネタバレは勿論入りますが自分なりに書いてみたいと思います。

□定番が少ない?
今回の映画はともかく蘭と小五郎の出番が少ない。
同じ組織関連映画の2作ではそれなりに関わっていましたが、今回に関しては出番という出番がありません。なので必然的に「蘭!」「新一 ―――!」などのやり取りは無かったです。正直毎年のようにやられると、嫌いな訳ではありませんが流石にアレだったので、予告を見てどうなるんだろうと気になっていましたが、大丈夫でした。
勿論、眠りの小五郎や蘭の超人的格闘シーンも無く、組織編だなという印象が深まりました。

□じゃあメインは?
今回の映画のメインは
赤井&安室&コナン&キュラソー>少年探偵団&灰原&黒の組織>公安&警視庁刑事&FBI&博士>その他
といった割合。
今回の映画では少年探偵団も非常に重要な役割を果たしています。

■日常と非日常の描写が素晴らしい
今回の映画ではキュラソーが記憶喪失になり少年探偵団と共に行動していく、というのが最後に繋がる事もあるのですが、日常を謳歌する少年探偵団と、黒の組織に居た事を考えると非日常を過ごすキュラソー。
記憶喪失とはいえ組織のメンバーと日常を楽しむ探偵団に、組織との悪夢のような対決をするコナンに灰原、という対比が良かったですね。

□コナンファンならではのニヤリと出来る描写
まさかの松田刑事が回想で登場。
もう揺れる警視庁1200万人の人質とか13年前なんですね…もはや知らない人すら居そうですが、それでもコナンファンなら分かる良い描写でした。
観覧車に爆弾…確かにぴったりだ。

■キュラソーというキャラ
キャッチコピーでもある「黒に染まれ」
これの意味が映画を見終わってから分かりましたよ……
最後に何色に染まるか。キュラソーは探偵団との思い出であるストラップを何色に染めるのか。分かった時ウルッと来ましたよ……黒に染まる、とはそういう事だったのかと。彼女が透明だった頃から一度黒に染まり、再び透明へと戻り徐々に探偵団の色に染まっていくが……映画という限られた時間の中でここまで魅力的なキャラに描ける物かと驚きもし、感動しました。
最初からラムで無い事は分かっていましたが(それやると原作に多大な影響与えるし)、ラムの右腕であった彼女。そんな彼女の最後の決意シーンからの流れはもう最高でした。
黒の組織に居た時よりも、今の方が好きだからと探偵団を助ける為に組織に刃向かうのがね。
そして灰原との邂逅。シェリーとキュラソー。どちらも組織を裏切った2人の会話シーンはもう最高でした。組織を裏切り姿を隠すシェリーと、裏切ったら清々しい程に歯向かうキュラソー。キャラクター性の対比も良いです。
まさか映画ないでここまで魅力的なキャラになるとは思っていなかったので、最後の死亡したシーンも、ただ物語の流れや原作との兼ね合いで死んだ、とは思えない悲劇的な描写に感じました。

■原作との兼ね合いは?
やはり組織編という事で原作との色々が気になる所。
天国へのカウントダウンや漆黒の追跡者とは違い、ラムや公安、FBI、赤井に安室、キールとかなりの人物が関わって居ましたが、最後は結局原作への影響は内容になっていました。
ラムの特徴も、キュラソーを腹心とし、一人称が「私」であり、丁寧口調?女性口調?であるという事くらいで、重要な情報は明かされていません。
バーボンやキールに駆けられた疑いも、最後には結局グレーな状態と原作と変わりませんし。
最後は観覧車で黒の組織VS安室・赤井・コナン・灰原・キュラソーが繰り広げされますが、灰原やコナンに関しては囮?的な感じで処理されていますし、安室や赤井は公安に気付かれてたので戦闘となった、的な感じになっていましたし。全部シルエットだったから安室や赤井だったという事は不明となっていましたし。

□ジンの活躍!?
いつもネット上では有能やら無能やら言われるジンの兄貴。さて今回はどうだったかと言えば
とりあえず爆弾のスイッチカチカチは笑った。真面目に戦闘中なのにフフッと笑ってしまったではないか。
今回の活躍
・スパイの暗殺
・キールにバーボンを追い詰める
・キュラソー奪還作戦の失敗後すぐに作戦変更を判断

・爆弾のスイッチカチカチ(解体したのは同じ組織のバーボン)
・撃墜されかけたヘリ(オスプレイ?)を巧みにに操縦
・でも結局撃墜される
とりあえず爆弾カチカチの印象が強すぎたんだ…ちゃんと海外で暗殺とか作戦編変更とかやってるし今回はまだ良かった方じゃ無いのか…? 一応スパイである安室や水無を追い詰めた訳だし。
にしても黒の組織はヘリの操縦技術は必須なのか。前はウォッカが操縦して東京タワーでテロってたし、今回はキャンティにコルンが操縦して、途中でジンに交代して結構上手く操縦してたし。

■相変わらずのテロレベルの事件
・レインボーブリッジでカーチェイス
・タンクローリーで大爆発
・世界各地で狙撃による暗殺
・観覧車をヘリからの銃撃による破壊
・爆弾ももちろん爆発
・観覧車が転がる
これが大体都内での出来事ってんだからヤバイ。東京タワー銃撃の時よりもちゃんと見えなくなるような対策はしてたけど、結局がっつりと銃撃してるの見られてるしこの組織は隠す気があるんだか無いんだか。
アニメでは飯テロ(今週の話)、原作では証拠を極力残らないようにし、映画になると急に大規模になっちゃう組織であった。

□で、結局どれくらい面白かったの?
過去最高! ……とは言えないですが、それでも点数で言えば85点くらい言った感じですかね。
やはり組織が絡むと面白かった事と、予想以上にストーリーやキャラが良かったので。見て損は絶対にありませんね!

□ゲスト声優
毎年不安のあるゲスト声優……ですが今回は天海祐希さんがゲスト声優という事で比較的安心してはいたのですが、映画を見たら完璧でしたね! 見事に世界観に溶け込んでて、迫真の演技も合わさりとても良かったです。
安定の棒読みの子供達は例年通りですが。

■初っ端から大興奮 キュラソーVS安室VS赤井のカーチェイス
映画の予告であった赤井の橋上の狙撃シーンやカーチェイスは終盤かと思ったらまさかの初っ端でした。あれだ、沈黙の15分でいきなり地下鉄爆破だった時と同じ感じだ。
どいつもこいつもイニDみたいなドライビングテクニックでレインボーブリッジで大爆走。そこからの赤井の狙撃への流れまでも凄い興奮しました。
でも相変わらず破壊されるよね、レインボーブリッジ(色々なアニメやマンガ、映画で)

■最後も大興奮!? コナン×赤井×安室の共闘シーン というか観覧車での戦闘シーン
やはり今回の見所と言えば観覧車での戦闘。
赤井VS安室の超人的格闘バトル。しかも観覧車の上でというファン興奮のバトル。
そこからの3人の共闘シーン。安室が松田から受け継いだ技術で爆弾の解体、赤井が狙撃、コナンが作戦の考案とそれぞれの役目を果たしていくのは爽快。もちろんそこに灰原とキュラソーも加わり、各々がそれぞれのやり方で動く組織との攻防は最高でしたね。だが黒の組織と戦っているのはコナン以外全員元も含み組織のメンバーというのも事実だけどw
コナンの花火ボールはすっかり映画の定番に。花火で照らし、赤井が狙撃というのは異次元の狙撃手の時と流れが同じですね。凄いいい感じに決まったからまた組織のヘリは落ちるのか…と思ったらジンの操縦で立て直すし。
そして転がる観覧車。まぁなんとなく予想はしてたけどマジで転がりましたね。てかキュラソーの最期の助けがあったとはいえ、転がる観覧車を止められるサッカーボールと伸縮サスペンダーマジでチート過ぎる。こりゃ原作じゃあまり登場できないわ。
でも一番の見どころ…と言っていいのかは分かりませんが、この映画で一番好きなシーンはクレーン車で文字通り死ぬ気で突っ込んだキュラソーと、子供たちの元へ無事たどり着いた灰原の目が合うシーンだと思いました。

■悪夢 とは
結局今回の映画のタイトルにもある「悪夢」ってなんだったのだろうかと考えると
・コナンが組織と戦う数日という悪夢
・キュラソーにとって組織にいた日々
・キュラソーの最期を見た灰原の思い
ここら辺なのかな、と感じました。

■灰原哀の成長とキュラソー
今回の映画ではもちろん組織と真っ向から戦うコナンを止めはしますが「運命から逃げたくない」という言葉を聞き行かせてしまいます。もうこのシーンは灰原ファンである自分としても最高だったのですが、それは置いておきましょう。
そんな灰原も自ら観覧車へと向かいます。組織が来てると知っていながら。ここらへんには彼女の成長と意思が感じられ良かったです。
そして記憶を取り戻したキュラソーとの邂逅
会話からシェリーであることを見抜かれますが(これでシェリー=灰原だと知ったの組織関係者はベルモットと赤井、キュラソーになったのかな?)、組織を裏切り今の自分のほうが気分が良いと言い、組織に連れてくことも無かった彼女の反応に驚きます。そりゃそうだろうな…今まで灰原が知ってる範囲の組織の人間で、自分を殺しも連れ戻しもしなかった人間なんて初めてだろうし(赤井の事は別として)
そこで彼女が記憶を失っていた時に作った探偵団との思い出と絆が本物だったと気づいたのでしょう。
その後自ら囮になり銃撃の中を駆けるキュラソーと、探偵団を助けるために動く灰原。共闘、とは言えないかもしれませんが、そこにはぐっとくるものがありました。
そしてキュラソーの最期を、本当の意味で彼女の人生の終わりを最後に見た人となった灰原。キュラソーが恨むべき、決して許せない組織の一員だと知ってても、彼女は探偵団たちとの友達であり、彼らの命を救ってくれたと知る灰原の心の中には、一生彼女の姿が残るんでしょうね……

長々と語りましたが、今年の映画は本当に満足のいく内容で良かったです。
みなさんもぜひ一度劇場で見てみては?



探偵団3人の記憶の中から彼女の姿は徐々に薄れていくけど、コナンや灰原の中には様々な感情と共に夢としても悪夢としても残り、キュラソーの中で彼ら5人との思い出は最高のものだったと考えると、少し悲しくなる
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