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電撃ディウス

 

かき氷 【涼宮ハルヒの憂鬱SS(ハルキョン)】 

季節ネタを一つ。
今回は涼宮ハルヒの憂鬱SSを投稿。
短編ですので1話完結です。カップリングはハルヒ×キョンです。
冬はみかんが食いたくなりますが、夏はアイスが食べたくなりますよね。
去年行ったと言っている海は適当に選びました。
あ、公園内の描写などは自分が行ったことが無いので勝手に書いています。

登場人物
涼宮ハルヒ
キョン
かき氷屋台のおっちゃん


7月19日(夕方)
俺はハルヒと共に御前浜公園に訪れていた。
本来ならばSOS団の活動があるはずだが、今日は古泉が(機関の会議の為)いないので団活は三時までと短くなり、何をどう考えたのか帰りに不思議探索する事になったのだ。
なので今日は終業式で早く帰れるから家で涼もうという計画はとうの昔に崩れていた。
結局団活が終わり、ひとまず駅近くの駐輪場の自転車を取り、ハルヒを後ろに乗せ、夙川沿いを下り、海に出たのだ。
何故海に出たのかと言えばハルヒが
「何で今まで気がつかなかったのかしら! 去年の夏に須磨海浜公園には行ったのに地元の海には行って無いじゃない!」
と言ったのが原因だった。
距離的には5kmくらいなので行けなくはないがさすがに暑いのでまた今度にしよう、と言ったのがハルヒが俺の言うことを聞くはずもなかったのは言わずもがなだろう。

公園の中は日の入りも近づいたからか人が少なくなり始めていた。
数は多く無いがいくつか出ていた屋台も片付けを始めていた。素材が同じで値段が高くても屋台で買うとおいしく感じるのは何故だろうな……と考えながら歩いていると屋台に居るおっちゃんが話しかけてきた。
看板などを見るとかき氷を売っているらしい。
「おじょうちゃん達デート中かい?」
即座に否定しようとするが
「こんなのが彼氏に見えるかしら?」
とハルヒが言葉を放っていた。
“こんな”っていうのは酷すぎだろ……
「違うのかい。まぁそんあ事はどうでも良いんだ」
だったら何で聞いたんだよ
「見ての通り自分はかき氷を売ってるんだけどね、氷が少し余っちまって困ってるんだ。今なら半額の百円するから買っていかない?」
まぁ百円なら良いだろうと思い財布を取り出す。
「じゃあ俺はレモンでお願いします。ハルヒはどうするんだ?」
「いちご」
「毎度あり~」
これで嫁さんに怒られないよなどと笑顔で言っているおっちゃんに二百円を差し出す。
お金を受け取るとおっちゃんは屋台に入りかき氷を作り始めていた。
「ね、ねぇキョン……」
「なんだ?」
何故か小声のハルヒの声を聞き俺は聞き返す。
そうするとハルヒは若干戸惑ったような顔をして
「な、なんでも無いわよ」
と言った。
やっぱりハルヒの行動と言動はいまいち良く分からん。
そんな事を思っているとおっちゃんが屋台から出てくる。
「よし、出来たぞ。また見かけたら買ってくれよ」
と言いながらかき氷を渡してくる。
おぉ、屋台にしては量が多くて美味そうじゃないか。
「ほらキョン行くわよ」
かき氷を受け取ると海辺に出て俺たちは海が見える木に背をあずけてかき氷を食べ始めた。
少しすると急にまぶしくなった。
目を上げると夕日がとても綺麗だった。
ハルヒも同じ事を感じているらしくかき氷を食べるのをやめて夕日を見ている。

何分たっただろうか。もしかしたら数秒だったかもしれない。
隣から「キョン、ちょっとこっち見なさい」聞こえたので隣を見る。
何かと思い横を見た瞬間口にいちごの甘い味が広がる。
驚いた顔をしているであろう俺に向かってハルヒは言う
「あんたかき氷奢ってくれたでしょ。そのお返しよ。も、もうちょっと食べたかったら食べても良いんだからね」
俺は素直に驚いた。あのハルヒがそんな事を気にしていたとは。
「あんた今失礼な事考えていたでしょ」
何故ばれた。
「ま、いいわ。今度また奢ってくれれば良いから」
やっぱりそれが目的か。
そう思いながらも俺は氷をストローで出来たスプーンの上にのっけてハルヒの口元に運ぶ。さすがに貰っただけだと不公平だから一口くらいならやっても良いだろう。
ハルヒは少し驚いた顔をしていたが口が若干開いた瞬間を狙い口の中に突っ込んでやる。
口の中に入った瞬間ハルヒは顔を真っ赤にしていた。
「おいハルヒ。顔が赤いぞ」
「ゆ、夕日のせいよっ」
ほのかにレモンの香りのする息が鼻についた。俺も若干自分の体温が上昇するのを感じた。
「もうちょっと貰うわよ!」
「おい、さっきの言葉はどこへ行ったんだ」
「私のを取っては良いとは行ったけどキョンのを貰わないとは言ってないわよ」
実におまえらしいな、そう思いながら俺はいちご味のかき氷を食べた。

普段のかき氷より少し甘く感じたのはきのせいだろう。



という訳で短編でした。
ちなみに自分はこんな青春を送っていません。
文芸部はありましたが謎の部活はありませんでいた。どちらかと言えば"やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。"の奉仕部に近く、ボランティア部でした。
自分は九十九里浜が一番良く行きます。

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(一度西宮行ってみたいな…… でも遠いんですよね。広島に行く予定ならあるのですが……)
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